《氷上の楽しみ》

785 voorzijde

《氷上の楽しみ》

Hendrick Avercamp
c.c.1610

785 - zaal 16

この絵に描かれているのは、氷の上の遊びというオランダ特有の風習です。氷の上で、人々はスケートをしたり、橇に乗ったり、「コルフ」と呼ばれるアイスホッケーに似たゲームに興じています。左手には、氷の中に落ちてしまった人たちがいますが、すでに救援がそちらに向かっています。また、橋の手前には、ひっくり返ってスカートの中が丸見えの女性もいます。

アーフェルカンプは、オランダで初めて冬景色を専門に描いた画家です。彼は人生のほとんどをカンペンという町で過ごしました。また耳が不自由であったため、「カンペンの静かな人」と呼ばれました。

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36 x 71 cm.
Loan Rijksmuseum, Amsterdam, 1924